「クソ所長」Vol.02 ロン毛のMさん
今回は名物ロン毛クレーマーのMさんです。
工期中に髪は切らないそうです。
清潔感ある方がお客さんに対して好印象だと思うのですが・・・
思い付きで動いてるとしか思えません。
もう関わりたくありません。
一緒に仕事しなければいい人だと思います、たぶん。
【名前】K社のMさん
【通称】ロン毛、ロン毛野郎、子供オジサン
【工程管理】 ★☆☆☆☆ 1/5点
日替わり週間工程表でお馴染みです(泣)
週間工程が日替わりなので月間工程も日替わりとなります。
事前工程打ち合わせなど無意味でMさんの思い付きが最優先となります。
2か月前から通知していた重量物搬入も前日の調整会で延期にされるところでした。
「明日空けて」「明日来て」は得意技で15時にそれを伝えられて対応できる業者は稀です。
対応できない相手には「それじゃー、君の業者に金払ってる意味ないじゃん」と言います。
彼は下請業者が自分の現場のために常に待機しているものと考えています。
外壁業者、内装業者はかなりストレス与えられていました。
【施工管理】 ★★☆☆☆ 2/5点
細かいです。
細かいこと、丁寧なことは基本的には良いことです。
ただし細かさに一貫性がなく思い付きで話しているだけなので現場で統一が取れません。
嫌いな業者には嫌がらせのように細かく指示、立ち会います。
お気に入りの業者には口出しも立ち会いもしません。
配線方法、鉄板下地の入れ方などを細かく指示され是正作業を行いました。
基本的に後から指摘するのでお金が無くなってしまいます。
別の業者は隣で同じ施工してても指摘なしでした。
圧倒的差別!
【コミュニケーション】 ★★☆☆☆ 2/5点
雑談などの会話は普通に可能でした。
しかし工事に関するコミュニケーションは難しかったです。
その場の会話で解決したこと、話が終わったことについても後日覆されることが多かったです。
「やっぱりさぁ・・・」「でも・・・」「そんなこと言ってない」
こちらが折れた話は話が大きくなり、相手が折れた話は解釈を捻じ曲げられ、
互いに合意した方法についてもMさんの意見が強く反映されるようになります。
日が経てば経つほどMさんの意見・解釈が色濃く反映されてしまうのです。
結局ほぼ全業者と「言った、言わない」の不毛な水掛け論をしていました。
そうなれば立場の強いMさんの勝ちとなってしまうわけです。
僕とMさんだけが戦っていたなら僕が悪いと考えるのですが
ほぼ全業者と戦っているならMさんに問題があると思います。
【名言集】
「協力すればその業者は優遇します」
ことあるごとに朝礼などで話していたことです。
実際には優遇などありませんでした。
「協力」とは所長に対してイエスマンになることであり、無茶ぶりに対応することです。
「優遇」とは所長からの細かい指摘や嫌味を言われることが減るということでした。
「〇〇さんの会社はしっかり施工するって聞いてるよ」
数ある嫌味シリーズの中で一番聞いたセリフです。
誰から聞いたのかは絶対に教えてくれません。
これを言われた外壁業者は直後裏でディスられていました。
Mさんのプロフィールに特技を書くなら「嫌味を言うこと」は一位指名間違いないですね。
【感想】
思い付きで人の予定を狂わせ、自分で言ったことを忘れて人を悩ませ
嫌味を言って人のモチベーションを下げる魔法使いです。
この人にも妻と子供がいます。
この世って不思議ですよね。
以上、ありがとうございました!